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『マッピー』用ボーダー

実家の表情

10月17日・18日の工房からの風への出展が終わりました。
きのうは東京にいて、今朝、山形へ着きました。

昏睡状態から少しずつ荷解き、片付けをする中で、
山形へ戻ってきた~、工房からの風が終わった~
という気持ちがずっとして、まだ落ち着きません。

出展が決まり、木小屋の雰囲気を壁で再現したいとミーティングで話して半年。
当日、本当にできるのか不安いっぱいでの搬入。
でも当日の朝、ばらばらのかごたちをたくさん壁にかけたら、
楽しそうで素朴な土地の空気ができて、
kegoyaブースのあるお社の後ろは、山形へのとっておきの隠し道のようでした。
なぜあの場所をもらったのか、ブースができてはじめて深く納得しました。

もとはと言えば、おじいちゃんの木小屋を見てしまったときの衝撃が、
kegoyaのはじまりでした。
ところ狭しと草やつるや道具に埋もれた作業小屋。
そのへんに生えている草が縄になわれていて、そのへんに生えているつるが、
ざるに編まれていました。
緑一色だった山が、種類豊富な材料に見分けられるようになり、
さびしい山奥だと思った日々が、時間が早く過ぎる充実した創造する日々になりました。

「茜さんがおじいちゃんの家でびっくりしたように、木小屋を鎮守の杜にもってきて、
同じびっくりをみんなが感じるようにつくりましょう。」
とディレクターさんが指し示してくれました。


藁縄でしばっただけの板壁は、 冬の訪れを前に、雪の重みから窓を守るために
板で窓を覆う『雪囲い』の方法でつくりました。
ブースの真ん中にある大きな木に、大きなかごをかけて、
脇芽の生えた切り株にかごを置き、
かごを編んでいたら木漏れ日とそよ風が・・・
はじまるまでのかたくなった気持ちはいつのまにかほぐれて、
あ~これが工房からの風なんだ~。
ぜんぜん竜巻ではないんだね。
たくさんの人が来てくれながらも、どこかまどろんでいたような2日間でした。
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たくさんの人に木小屋の雰囲気の中で楽しそうなかごたちを見てもらえて
とても満足です。

旦那の炭コーナーにもたくさんの人が来てくれていて、
いつもひとりで泣く泣く焼いている炭のお仕事を知ってもらえてよかったです。
山形と違って、飲み水浄化用や炊飯用の炭などが早くに売り切れたので、
関東の水道水には炭パワーはいいものな~と思いました。
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DMをお送りしたら遠くから来てくださった方もいて、
わざわざ申し訳ないとも思ったのですが、
工房からの風ならではの木小屋の展示。

かごがまるで生まれた場所の、実家で自分らしくいるような
表情で見てもらえたので、あ~、やっぱり満足です。
しばらく余韻にひたりたい。。

それから、私の片言のイメージを大きく紡ぎ出してくれた
工房からの風のディレクターさん。
みなさん忙しい小走りのなかにも声を掛け合い、
楽しかったスタッフ、オブザーバーのみなさん、作家さんたち。
当日気がねなく手伝ってくれた友達、kegoyaをよく知り安心させてくれる人達、家族。
山形のなんでもないようで得がたい日々、土地の雰囲気をくれた鎮守の杜のお社、
いろいろと重なって、やっと最初に思っていた以上のものができた気がします。
本当に、ありがとうございました。

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kegoya HP
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by kegoya-nikki | 2009-10-20 23:19

『マッピー』用ボーダー