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『マッピー』用ボーダー

ヒナタノオト窓口~山形経由~被災地へ届けます

「だんなさんは命・健康系はまかせて大丈夫」
と、ある人から言われたことがあります。

今回の震災の直後も、ガソリンでの外出を控えて炭窯へも行けず、
原発の爆発映像を見て、外にも出ちゃいけないのか、この地にはもう住めないのか、
今大変な人もいる。もやもや、うろうろ。

そんな2~3日を振り切るかのように、
小国町の仲間のお誘いで、被災地へ炊き出しなど支援に通っていました。

そこで見たもの、聞いたもの。
だんなから聞いて、
あらためて、東北にわたしたちそれぞれが落ち着いたのは、
強さとやさしさに導かれたから、とわかりました。

避難所の直面している問題に、
日々作戦変更して出かけていきます。

現地に物資は山積みに届いているけど、とにかく被害・避難者の数が大きくて、
担当者もいろいろな仕事の山に直面して大変で、
うまく食べ物さえも分けられずいまだに1日1食だったりしています。

持ってかえってきては、現状を伝えるだけですが、
遠くの知人友人にも呼びかけたり、相談したり。
もう既にみんなそれぞれにできることを考えて、やっていて、心強くなったりも。。

日本橋のヒナタノオト・稲垣さんにも、4月の展示の関係で連絡をとりあっていたところ、
「何か必要なものがあれば」とおっしゃってくれていたので、
だんなから現状報告していました。

そこで、
ヒナタノオト×もりのにわさん(パン屋さん)で3月26日に行った、
チャリティーカフェの売り上げの寄付先を変更して、
「即効性があるから」
と、こちらへ託してくれることになりました。

「被災者へ直接渡します。」

この小国町発・支援便は、小さいけど、ピンポイントに役立てると思います。

みなさんの歯がゆさが、形を変えて流れてきたんだと思います。

とりいそぎ、
本日28日(月)までヒナタノオトさんの店頭でも義援金をお預かりしてくれます。

それを29日にこちらにお送りしてもらいます。
現地との相談の上で、必要な物資を購入して30日以降にお届けします。

その後も必要なものや支援の形に応じて、できる範囲で続けられたらと言っています。
1日1日好転していっている様子も伝わっています。

どうぞご協力ください。

詳細は、ヒナタノオトのブログへ
http://hinatacraft.blog85.fc2.com/blog-entry-1334.html#more

→とってもわかりやすい+一炭焼きへのあたたかさを感じました。ぺこり
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by kegoya-nikki | 2011-03-28 10:35

『マッピー』用ボーダー

省く

鹿児島に行けるんだな~、
そう思っていた遠く2年前から、
いざ旅立ちの夜に震災が起きました。

demi 向井さんは一度お会いしたことがあったし、
折に触れメールや電話をくれるので、
不安な状況の中、
安心しておまかせしてしまった展示会でした。

終わってみて、今回も、ひとつひとつ、ばらばらのかごが選ばれて、
じっくり出会いがあったんだな、となんだかほっとしました。

展示会を開かせていただきたいのは、
材料の都合もあります。

細さ、太さ、厚さ、薄さも限定された材料の中から、
できる形をつくっていく。
だから種類はばらばらのかごになってしまうけど、
集まれば、誰かのひとつの暮らしが再現できるんじゃないかな。

もちろん、そのときどきのつくりたいかごをつくる、
ご迷惑をおかけしているところもあります。

ただ、もっと省いてみたら、
はじめて展示会をしたときに、
選ばれていくかごが、それぞれのご主人になる人に
提げられていく後ろ姿に、
「あー、この人か。」
と納得する瞬間を見たことからです。

かわいらしく爛漫な雰囲気の人は、
それを少し入れてみたかごを手に持ちました。
(入れようか入れまいか悩んだ結果、楽しく入れたかご)

シンプルだけどたたずまいのある装いの方には、
クラシカルな雰囲気の編みを入れた、重厚な色味のかごを持ちました。

逆もあると思います。
こういう気分になりたいから、このかご、というふうに。

ただの棒状やテープ状の材料を束にして、
さあ編むぞ、となったときに、
いろんな選択肢はあるときです。

どうにでもなるから、少なからず悩みます。
何年か育った木の皮だとしたら、
消費にならないようにも気をつけます。

でも、時間差を経て、
「あー、この人のために作ったんだ。」
ってそのときの自分に、よかったね、と納得できる瞬間に出会える。

道具的なかごは、自分の家で感じたこと。
こんなものがあったら、毎日の流れがたのしいな、とか。

同じ種類のかごは、年間で言ったら、ひとつ、ふたつしかなく、
充分な出会いじゃないかもしれないけど、
「かごに出会いに行く」
楽しさが、展示会に出かける日に持ってもらえたら、
わたしのあのときと時間差で、同じ気持ちを共有できるかもしれない。

鹿児島でも、きっとこんな方があのかご選んだんじゃないかな、と
ひとり妄想しています。

それも続ける力になります。

こんなに誰もが、時間が経たないとわからないことに出会う不安な日々は、
はじめてだと思うけど、
そんな中でも少しでも編める毎日を続けられることに、
いろんなことを省いて、気づかされる。

震災の中で、多かれ少なかれ大切なものを省かれた人たちも、
ひとりひとりが自分の中や人との中に元気を見つけています。
 
わたしは、ものをつくる人たちのひとりだから、
省いて気づくなかで、また心にも必要なものを
つくれるようにと、忘れないようにいます。
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by kegoya-nikki | 2011-03-24 10:27

『マッピー』用ボーダー

無事です

きのうの地震により、
鹿児島行きは難しくなりました。
demiさんへの明日の在店は残念ですがあきらめました。

FAX、メールなどはやっと送れたのですが、まだお互いに連絡がとれません。
このブログも、demiさんへの連絡とかえさせていただきます。

展示のほうは、粛々と進めていただいていますが、
鹿児島のみなさま、落ち着いてお過ごしくださいますように。

小国町は、怖いくらい揺れましたが、
飯豊山の固い地盤のおかげで、
停電などの被害はありませんでした。
また、山に守られたと感謝します。

でも、ガソリン、灯油などのライフラインの供給は未定のようなので、
雪の中から薪を掘り起こして、暖をとったり、調理したり、
これからのことに備えています。

東京に暮らして無事でしたが、
わたしの母の実家、岩手の陸前高田は壊滅状態との報道です。
原風景の田舎は、心痛の光景です。

日本各地の友達、親族の顔が浮かび、心配です。

まだまだ状況がわかりませんが、祈っています。
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by kegoya-nikki | 2011-03-12 10:47

『マッピー』用ボーダー