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『マッピー』用ボーダー

素材に近い人たち

フィールド・オブ・クラフト 倉敷が
無事終わり、前日入りしてゆっくり歩いた倉敷に
当日人があふれかえってびっくりしました。
民芸の街の印象で、
手仕事に興味の深い人が多いんだなと思いました。

山形人もきのこや山菜収穫に愛用の
がば細工(がまのことを山形では『がば』と呼びます)を
素敵に背負っていた方、2人もお会いしました。
おひとりはギャラリーの方でした。
つくりが凝っています。
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今回とても聞かれたのが、
飾りに何気なく持っていった松ぼっくりのかごでした。(写真右)

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総花結びのかご(写真左)を作るきっかけになったかご(飾りもの)。
友達の親戚の家が壊されることになって
「これ好きそう」
と言われてなんとなくもらったかご。
以前から花結びのかごは作っていたけど、
ある日よくよく見ると花結びのかごのでき方と同じ、
六角形を基本にした配列で工夫してできあがっている形でした。

サッカーボールや蜂の巣など、六角形とたまに五角形を配置して
平面が立体になる形。
わたしがそれを分かるようになるのを待っていたかのように、
満を持して家に来た松ぼっくりのかご。
そしてできあがった総花結びのかご。
ものと人の不思議なご縁って絶対「ある」方に傾きました。
きっとおばあちゃんの手芸の力作だろうけど、
倉敷でとっても日の目を浴びて、よかったよかった。
でも、わたしの作じゃないんです、と何度も訂正しました。。
何の変哲もない松ぼっくりをこんなほほえましいものにする
山形の手作り風土も遠く倉敷に持っていけたようで
うれしかったなあ。

新藤佳子さんや山野内玲子さんの糸車が動いていて、
羊の毛から糸を紡ぐ様子も見せてくれていました。
紡いだ糸でやっと織られるマフラーやストール。
美しい織りを目の当たりにしました。
半年も寒い小国では欲しいというより必要だな~。

小原聖子さんのブースでは身につけていると
銅が淡く緑色に変わっていくというアクセサリーを見に行きました。
?がいっぱいで質問攻めしましたが、
もともと金属に何も塗っていなくても、人の肌に微量に出る塩分で
緑青が出るとのこと。

そんなことから思い出したのが、
春に塩漬け保存しておいたわらびを冬にお湯で戻すときのこと。
このときはみそをぬりつけて緑青を発生させた銅鍋を使います。

その銅鍋に発生した青で、生のあの頃のようにわらびが緑に。
山形のおばあちゃんたち、まるで魔法、と思っていたら、
小原さんたち金属あやつる人は魔女の一味みたい。

素材に近い人たちとお話するのは、
普段の暮らしにおもいがけず発見があったりして楽しいです。
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by kegoya-nikki | 2012-05-23 23:42

『マッピー』用ボーダー