授かりもの

小国町には昔から、統率された集団で
熊を狩るマタギがいます。
おととい、マタギの宴に出た人に車での送迎を頼まれて、少し顔を出しました。
いろいろな野生動物のお肉を食べさせてもらいながら、
マタギの人たちからこんな話を聞きました。

「何日もかけて山奥にこもった結果、
熊は採れても採れなくてもいいんだ。
利益のないものに何日もかけて、なんて
思ってはだめだ。
あれは山からの授かりもので、
採れなかったから悪い、採れたからやったではないんだ。

その代わり、奥さんは送り出すときは気をつけていってらっしゃい。
帰ってきたときはよかったよかった。
獲物はみんなで平等に分けるから、おみやげは
とてもありがたく頂く。

おにぎりを持たせるときもいつも食べる量より
ひとつ余計に持たせるんだ。
何かあったときのためにな。

これが内助の功というものだ。
それをわかってありがたいと思って
男も命をかけて出て行ける。」

雪深く、静まり返るように見える集落の中で、
山男たちのとても豊かな宴会でした。

春までには、マタギの人たちに頼まれて、
腰ベルトに下げる細工のついた
あけびのはけご(腰かご)をつくります。

本物の人たちが使うもの。強度は?ベルトにかけるには?
あれこれ考えながら、ちょっと楽しい。

kegoya HP
[PR]

by kegoya-nikki | 2009-01-26 15:16

『マッピー』用ボーダー

<< ひきこもり中 新年会@森のテラス >>